こんにちはヘルスコーチの雪子です。
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4年前にオーストラリアでの生活が始まり、まず感じたのは
ここに暮らす人たちがとてもリラックスしていて幸せそうだなあ…ということでした。
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メルボルンは140もの国々の文化が入り混じる移民の街でもあり、
それぞれの個性を尊重しながら生き生きとして見えたんです。
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海辺や公園ではウォーキングやジョギング、ヨガなどを楽しむ人がたくさん。
定時に仕事を終え(夕方4時過ぎには帰宅ラッシュスタート、その代わり朝がものすごく早い)
家族や自分のための時間を持ちます。
お休みの日になれば皆太陽の下で読書をしたり、家族や友達とただのんびりしたり。
出会ったお母さんたちは、自然体で、子育てを楽しみながらも
自分の時間やパートナーと2人きりの時間を大切にする姿が印象的でした。
なぜ皆こんなにハッピーオーラが出ているのだろう?と考えて辿り着いたのが
「ホリスティックヘルス」という概念でした。
今ではよく耳にするようになった「ホリスティック」という言葉。
私がヘルスコーチを目指すきっかけとなったのもこのホリスティックな生き方にあります。
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“ホリスティック(holistic)”とは”全体の・包括的な”という意味。
健康でいるためには栄養バランスの取れた食事が大切。
しかしそれ以上に、仕事・運動・人間関係・精神の安定といった自分を取り巻く全てのものが良い状態であることが、
本当の健康には欠かせないというのがホリスティックヘルスの考え方です。
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私の住むメルボルンは現在2度目のロックダウン中。
苦しい状況の中でも彼らが前向きに強く生きられるのは、
自分の幸せや人と心を通わせることを大切にしながら
心と体のバランスを保つことを忘れずに過ごしているからなんだろうなと感じます。
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このコロナ渦により時間ができたことで、自分の幸せや生き方について改めて考える人も増えているのではないでしょうか。
どれだけ完璧な食生活を送っていたとしても、心が満ち足りていなければ健康でいることはできません。
私も元気でいられる体に感謝しながら、心に栄養をたっぷり与えて過ごしていきたいと思います。