心の栄養

[摂食障害・過食症]自分にバツをつけない5つの克服方法

いつもブログを読んでくださっている皆さん、初めましての皆さん、ご訪問くださりありがとうございます。

ホリスティックヘルスコーチのゆきこです。

今日は自分のことについて少し書いてみようと思います。

私は摂食障害(過食症)で心も体もボロボロだった過去があります。

原因は、過食の奥に潜んでいた心のSOSに寄り添えず、自分を大切にできていなかったから。

7年間、苦しくて、先が見えなくて、遠回りしてしまったけれど、

摂食障害をきっかけに食との向き合い方が変わり、

自分を見つめ直すことができたこの経験は、決して無駄ではなかったと思っています。

これを読んでくださっている苦しい思いをしている人に、何か少しでも届いたら嬉しいです。

自分を責め続けていた過去

昔から自分に自信が持てなかった私。

外見もコンプレックスだらけで、「痩せて綺麗にならなくちゃ」と、

いつしか食べ物のカロリーや体重計の数字ばかりを気にするようになりました。

あの人はすごいなぁ、と周りと比べてばかりで、自分がどんどん嫌いになって。

投げやりな気持ちになって、家族に見られないところで大量のお菓子やパンを口に詰め込んでいました。

パンパンに膨れたお腹を見て、自分の意思の弱さにまた落ち込む。

その後、帳消ししようと絶食や無理な運動をしても、

また食べたい衝動に駆られて、糸が切れたように過食する、という繰り返し。

こんな自分じゃダメだとずっと責め続けていました。

過食症を乗り越えられた方法

過食はもうやめよう。そう決意しては何度も挫折。

「もうずっと付き合っていくしかないのかな…」と諦めかけていたのですが、

以下の5つのことを意識して過ごしていたら、気づいた時には苦しみから抜け出せていた自分がいました。

1. 過食衝動の根本の原因を知る 

過食していた当時は根本の原因に気付けていなかったと今になって思います。

自信のなさ。1人で抱え込む孤独感。

大学受験や就職活動が上手くいかないプレッシャーが引き金になっていたことも。

必死に食べ物を詰め込んでいたのは心のモヤモヤや寂しさを埋めるためだったんだと気付いた時、

自分の体になんてひどいことをしてしまったんだろう、と申し訳なく思うとともに自分を愛おしく感じました。

過食したくなった時、何がそういう気分にさせましたか?心がSOSサインを出していませんか?

もし自分の心がネガティブな感情に支配されてしまっていたら、

まずはその感情を全て受け入れて、認めてあげてください

2.自分の「好き」や「癒し」を見つける

当時の私はやりたいことや没頭できる趣味が何もなくて、趣味を見つけることに疲れていました。

だけど、特別な何かを見つけなくても、小さな幸せって日々の暮らしの中にたくさんあるんですよね。

ゆっくりコーヒーを飲んだり、読書をしたり、音楽を聴いたり、好きなものであふれたお部屋に整えたり、特別なお肌のケアをしたり…。

「五感」を使い、それをしっかり感じること。「今幸せだな〜」「癒されるな〜」という感情を味わうことで、気持ちが満たされていきます。

「自分の好きなことリスト」を一度紙に書き出してみるのもいいですね。

3.「食べていいもの」「食べちゃダメなもの」を決めない

過食する時って高カロリーのスイーツやスナック菓子、ジャンクフードばかり食べたくなって、

ヘルシーな食べ物には全く見向きもしなくなりませんか?^^;

そして翌日は野菜だけ、とか「0カロリー」と書かれたものだけを食べたり。

それって勝手に「食べていいもの」と「食べちゃダメなもの」を決めて、

自分でプレッシャーをかけてしまっているからなんですよね。

だから「食べちゃダメなもの」を食べちゃった時の罪悪感ははかりしれない。

自分の体が欲しているものを食べる。たとえそれが健康的とは言えないものでも、許す。

食べる自分を決して責めず、満足できるまで食べて大丈夫

その代わり、ゆっくりよく噛んで「美味しいな〜」と感じながら味わって食べてみる。

4.マインドフルに食事を味わう

携帯やテレビを見ながら、パソコンに向かいながら無意識に食べていませんか?

立ったまま食べたりしていませんか?

食べ物に意識が向いていないと、満足感を感じにくく食べ過ぎてしまいます。

1人で食べる時も、誰かと食べる時も、目の前のご飯に集中して食事の時間を大切に過ごし、

香りや食感を味わいながらマインドフルに食べること。

食卓の上を整えて、食事の盛り付けや彩りを工夫したり、ランチョンマットなどを使ってみるのもおすすめです。

5.「今を心地よく生きること」に重きをおく

過去の出来事や失敗に悩んでくよくよしたり

まだ見ぬ先のことを心配しすぎて悶々としていた私でしたが、

「今この瞬間」を楽しく心地よく過ごすことを優先しました。

未来は今の積み重ね。

自分に優しく心地よく今を生きられたら、これから訪れる未来も必ず幸せで溢れるはずです。

二度と戻ってこない今日という日を丁寧に。そして大切に生きられた自分をたくさん褒めてあげましょう。

 

摂食障害は人それぞれ色々な背景があって、そう簡単には語れるものではないけれど、

相談できず一人で抱え込んでいる人ってたくさんいると思います。

もしあなたが辛い思いをしていたら、決して一人じゃないことを忘れないでほしい。

自分にバツをつけず「大丈夫だよ」って認めてあげること。過食を治さなくちゃって焦る必要もないです。

もしかしたら時間がかかるかもしれないけれど、克服できる日は必ず来る。だから諦めないでほしいです。

私のヘルスコーチングでは摂食障害で悩む方へもお手伝いができたらと思っています。

話すってすごく勇気がいることだけど、話を聞くだけでも、些細な質問でも何でもいいので、

インスタグラムのDMやお問い合わせページからお気軽にメッセージくださいね。

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