こんにちは。ライフスタイルアドバイザーの雪子です。
「食欲が抑えられずつい食べ過ぎてしまう」、「一度火がつくと止められない」…そんな経験をされたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
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私は過去にどか食い・やけ食いを繰り返し、摂食障害も経験。そして、その原因は全て「自分の意志の弱さ」だと思っていました。
食べ過ぎた自分を責めて無理な食事制限や運動をし、結局続かずに我慢の反動でまたどか食い、という負のスパイラルに陥ることに。心と体の声を無視したやり方では一時的な解決策にしかならないということを、身をもって経験しました。
自分の心と体の声に耳をすませ食欲の根本の原因を知ったことで、異常な食欲に悩まされることが少しずつなくなっていったんです。
コントロールできない食欲の裏には必ず理由があります。今日は食べたい衝動の代表的な原因5つをお話ししたいと思います。
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食べたい衝動の原因
1. 体の栄養不足
体や脳に必要な栄養が足りないと、体は「もっと食べて〜!」と訴えます。糖質主体(ご飯・パン・麺類など)の食事でタンパク質や食物繊維が不足していたり、逆にダイエットによって糖質や脂質を極端にカットしてしまうと、満足感が持続せず、空腹を感じやすくなってしまいます。
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2. 心の栄養不足
食欲と心の状態は密接な関わりがあります。仕事や人間関係の悩み、ストレス、孤独感を抱えていたり、人生に退屈さを感じていると、私たちは食べ物を通して心のバランスを取ろうとします。空腹ではないのに食べてしまう…という方は、自分の心を見つめ直し「なぜ食べたいのか?」をじっくり考えてみましょう。
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3. 水分不足
体の水分が不足していると、脳は「偽の食欲」を生み出します。さっき食べたはずなのに、なんだか口寂しいと感じた時は、コップ一杯の水を飲んで数分待ってみると、食欲がどこかへ消えていることもあります。カフェイン入りの飲み物や砂糖入りのジュースは量を決めて、お水やノンカフェインのお茶で体に水分をたっぷり補給しましょう。
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4. 欠食
空腹の状態が長すぎたり、栄養のある食事をしっかりと取らずに過ごしていると、どか食いや早食いを招いてしまいます。すると血糖値の乱高下を起こし、体は空腹感、眠気、イライラや精神不安を感じます。その結果、体はそのストレスを食べることで軽減しようとしてしまうのです。
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5. ホルモンの影響によるもの
代表的な女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンのバランスが乱れると、情緒が不安定になり、食欲が増進します。生理中や妊娠中による血液やエネルギー不足、ストレス増加や睡眠不足、無理なダイエットなどによって、ホルモンを分泌する体の働きを妨げてしまいます。頑張り過ぎず、好きなことや心がときめくことをして、なるべくストレスを溜めないように過ごしましょう。
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まとめ
食欲は"ダイエットの大敵"とされ、しばしばネガティブなイメージを持たれがち。しかし本来、食欲は体が必要とする栄養素を知ることができる大事なサイン。
そんなサインを無視せず、「何がこの食欲の原因となっているか?」自分の心と体に正直に、しっかり向き合うことが大切です。
そして、体が欲しているものをゆっくり味わうこと。
食べることに罪の意識を持たないこと。
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焦らずに、少しずつ食習慣を整えていきましょう。
今悩みを抱えているあなたにとって、少しでも食欲と上手く付き合うヒントとなれば嬉しいです。
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