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"クリーン"で"リアル"な食べ物って?クリーンイーティングの5つのコツ

こんにちは!ホリスティックヘルスコーチの雪子です。

“Clean eating(クリーンイーティング)”や”Real food(リアルフード)”という言葉を聞いたことはありますか?

先日のブログで自分に合う食べものや食事法は一人一人違うというお話をしましたが、「クリーンでリアルなものを食べること」は、どの食事スタイルを選択する上でも必要なことだと感じています。

"クリーン"で"リアル"な食べ物とは

クリーンでリアルな食べ物とは、添加物などが入った加工食品ではなく、できるだけ自然の状態に近い食材=野菜、果物、穀物、豆、肉・魚介類、卵などのWhole foods(ホールフード)のことを言います。

りんごジュースではなく、りんごを買うというように、未加工に近い状態のもの、そしてそれらをなるべく丸ごと食べることで、その食べ物の持つ栄養素を最大限に摂取でき、健康な体づくりにとても有効なんです。

どんな加工食品がよくない?クリーンに食べるとどうなる?

加工食品は保存がきき、私たちの暮らしを楽にしてくれる便利なものですよね。全ての加工食品=身体に悪いものというわけではありません。

ただ、スナック菓子、クッキー・ドーナツなどのスイーツ、カップ麺、ハムやベーコンなどの加工肉、ファストフードのハンバーガーといった、いわゆる"超加工食品"。これらの中には多量の添加物や、脂肪分・糖分・塩分が使われているものも少なくありません。

このような食品は、製造過程でビタミン、ミネラル、食物繊維などの重要な栄養素が失われてしまっていて、精製度が高く中毒性があります。その為、つい食べ過ぎてしまい、肥満・高血圧・二型糖尿病などの健康障害の原因となってしまうのです。

そこで心掛けたいのが「クリーンに食べること」。超加工食品をなるべく減らし、未加工に近い状態のものを選ぶことで、次のような効果が期待できます。

食べ過ぎを防げる

エネルギーが増加する

肌がきれいになる

髪や爪が強くなる

メンタルが向上する

睡眠の質が上がる

私もクリーンでリアルな食べ物を意識するようになってから、疲れにくくなり、気持ちも前向きでいられるようになったと感じています。また、身体が本当に必要なものに気付くことができるようになり、自然と身体が加工食品を求めなくなってきたんです。

クリーンに食べるための5つのヒント

皆さんの1日の食事の中で、"クリーンな食べ物”はどのくらいありますか?以下のヒントを参考に、ご自身の食生活を見直してみてください。

1.普段食べている加工食品のラベルをチェックする。ラベルの原材料に保存料や着色料などの添加物、果糖ブドウ糖液糖などの異性化糖、何なのか理解できない成分は使われていませんか?加工食品を購入する際は、原材料が少なくシンプルなものを選ぶのがポイント。

2. なるべく未精製に近い食物繊維が豊富な穀物を選ぶ 玄米、雑穀、オーツ麦、キヌア、全粒粉小麦など。

3. 砂糖の摂取量に気をつける 精製された砂糖は血糖値を急上昇させ、脂質や糖質の多い食べ物の欲求を高めてしまいます。調理の際もなるべく天然の甘味料を使うと◎。

4. 自炊をする 市販品や外食では塩分や糖分が高かったり、添加物が気になるものも多いです。自炊をすればその心配をせずに自分で調節することができます。

5. 甘いものが食べたくなったら果物や自然な甘みのある野菜を食べる お砂糖や油脂がたっぷり使われたスイーツやスナック菓子はエンプティーカロリーと呼ばれ、栄養がほぼない状態。食べた時は満足しても、またすぐに空腹感を感じてしまいます。果物や甘みのある野菜(さつまいもやかぼちゃなど)はビタミンや食物繊維が豊富なので満足感が持続します。

できる範囲で少しずつ

かくいう私も、加工食品を完全になくすことはできていませんし、ご褒美のスイーツで自分を甘やかす時もあります。

大切なのは、自分ができるベストな選択をして、無理せず楽しめる範囲でやること。あれがダメ、これもダメってやってると、しんどくなってしまいますよね。

健康って、一生気遣う必要があるものだと思うから。

クリーンに食べることは短期間で行うダイエット法ではなく、ずっと続けられる健康的な食の選び方。クリーンな食生活で心身ともに健やかで過ごしましょう。

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